今回は、コットン素材の段染めの毛糸(途中からだんだん色が変わるように染められたいる毛糸)と、かぎ編みで、ヘアゴムを春、夏兼用のかわいいシュシュを作って見ました。
お子さんと一緒に楽しく作っていただけると嬉しいです(^▽^)/。
材料と道具
次の材料及び道具を用意します。
材料
- コットン素材の毛糸
素材は、綿とアクリルの混合素材を、選びました。この糸は肌触りもいいし、洗っても縮む心配もありませんし、髪にも優しい素材です。毛糸は、お近くの手芸店で、綿の割合が多いものを選んでください。(ラベルに書いてある標準ゲージについては、次の機会にお話したいと思います。)
- ヘアゴム
使用する道具
毛糸のラベルを見ると、がき針〇号~〇号と、使用のがき針の号数(大きさ)が、表示されています。太い毛糸ほど指定号数の数字が大きい針を使用し、また一目も大きく、ゆるくなります。
春夏物なので、細かくきれいに編みたいため、小さめの号数の糸を選びました。
作り方
1.左手に糸を、このようにかけます。このようにかけると、とても安定して編むことができます。手前にたれている糸は編みはじめになるので、短めにしてください。
2.編みはじめの糸を向う側、ヘアゴムを手前にし、親指と中指で支えるように持ちます。人さし指は、いつも立てておいてください。
3.それでは、編みはじめです。人さし指にかかっているゴムの奥の糸を、かぎ針でひっかけて、ゴムより前側に持ってきます。
4.かぎ針にかかっている糸は、一ひねりしています。そのまま人さし指にかかっている糸を、かぎ針でひっかけ引き抜きます。
5.引き抜いた所です。これで、糸をゴムに編んでいく準備が出ました。
6.つぎは、鎖編みをしていきます。かぎ針を奥から前にくるように糸をかぎ針にかけ、引き抜きます。
7.6の鎖編みを3回行います。上の写真ができたところです。これを立ち上がりといいます。
7.-2次は、長編みを編みます。がき針の奥から手前に(一周するように)糸をかけ、ゴムと編みはしめの糸の下に、かぎ針を通します。この時、あみはじめの糸もゴムに沿わせ持っていてください。
8.人さし指にかかっているいる糸を、奥から手前になるようにかぎ針に糸をかけ、ゴムの下を通します。
9.軽く引っ張ると、写真のようになります。
10.奥から手前に糸をかけ、かぎ針にかかっている糸を2本一緒に引き抜きます。
11.2本一緒に、引き抜いたのが、この上の写真です。もう一度、同じように2本一緒に引き抜きます。
12.鎖の立ち上がりの横に長編みが、一本(1目)、出来上がりました。また、奥から手前に糸をかけて、鎖編みを一目編みます。
13.長編みの上に鎖編みが、できています。次は、長編みを編みます。⑦~⑫までを同じ手順で行います。
14.長編みの2本目(2目目)ができました。ここから⑦~⑬までをゴム一周するまで繰り返します。私の用意したヘアゴムだと65回くらい繰り返しました。少しギャザーがよるくらい、詰めて編むといいと思います。
15.一段目が編み終わりました。これから、編みはじめと一段目の終わりをつなげて輪にしたいと思います。
16.編みはじめの立ち上がりの3つ目の鎖の目の真ん中に、かぎ針をさします。
17.さした所から、人さし指にかかっている糸を引き抜きます。
18.引き抜いた糸で、かぎ針にかかっている糸を引き抜きます。一段目が完成しました。
19.ここから、2段目に入ります。先ほど、かぎ針をさしたところに、もう一度がき針をさします。
20.奥の糸を引き抜きます。もう一度、糸をかけ、2本一緒に引き抜きます。
21.引き抜きました。19~21までの作業を細編みといいます。
23.鎖を3つ編みます。
24.一段目の長編みと長編みの間にある鎖編みの下にかぎ針を通します。
25.奥から糸を引き抜き、糸をかけて細編みを編みます。
26.編み終わりました。㉓~㉖までを繰り返し行います。
27.鎖編み3目、細編み、鎖編み3目、細編みと2回繰り返しました。これを2段目の最後まで、繰り返します。
28.2段目が、編み終わりました。2段目の一番はじめの細編みにかぎ針をさします。
29.細編みの奥の糸を引き抜きます。
30.引き抜いた糸で、ガキ針にかかっている糸を引き抜きます。糸を切り、糸端まで、引き抜きます。
31.引き抜いた糸の後始末をします。私の場合は、黄色の糸で終わっているので、編み終わりの糸を通してあるとじ針を、黄色の編みめの中に数個通して、引き抜きます。残っている糸は、ぎりぎりのところで、ハサミで切ります。
㉜出来上がりました。大きさは、このくらいです。お疲れ様でした。
同じ作業の所は、慣れれば5分~10分くらいで、できると思いますし、教えてあげれば、お子さんでもできると思います。
ワンポイントアドバイス
- ヘアゴムと糸をつなげる所は、細編みの中にゴムを通すイメージです。
- 長編みの段は、ゴムと出だしの糸とを、一緒に編むイメージなので、少しコツがいるかもしれません。
- 一段目、2段目のかぎ針の入れ方は、鎖目、細編みのかぶせ目が表を向くように入れてください。
まとめ
今回は、かわいらしいシュシュを作ってみました。親子で作る過程を楽しんでいただけると、とても嬉しいですし、シュシュなら、一玉でいくつも作れます。
親子でお揃いなのも、かわいいのではないでしょうか?初めての方は、難しい所もあるかと思いますが、挑戦していただけたら、嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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